クアラルンプール最終日、9/27(日)。
ペトロナスツインタワーをつなぐブリッジへ行く無料ツアーがあるんだけど、確実に行くには朝の5時半に並ばなきゃいけないってガイドのリーさんが言ってた。
でも、運がよければ行ってすぐ上れることもあるって言ってた。
運試しのつもりで、もう9時過ぎだったけど行ってみた。
もしもう売り切れでダメだったとしても、自分たちで行ける限りの最上階まで行って景色を見てみよう!と思っていたら…
チケットを待つ列と、その頭上にモニターを発見。
「現在配っているチケットは13:30からのツアーのチケットです」って書いてある。
今の段階で一時半かー。結構並んでるけど、無事チケットゲットできるかな…?並んで待った挙句、チケット終了なんて言うのは悲しいので、ペトロナスツインタワーのお土産物やさんコーナーの受付のお兄さんに、
“今から並んでもチケットもらえますかね?”
って聞いてみたら、
“大丈夫だよ!今すぐあそこに並んで!”
と言われ、言われた通り列に並ぶ私たち。
ドキドキドキドキしながら待っていたら、私たちは16:15からのツアーとのこと。
所要時間が25分って言うから、リーさんがホテルに迎えに来る17:15までに戻るにはギリギリの時間。
とりあえず、この時間まではインド人街とチャイナタウンへ行くことに。
今回の旅では初めて、鉄道に乗りました☆
切符がテレホンカードみたいなカードになってて、古びた感じから、リサイクルされている様子。
まず、インド人街の最寄駅で降りると、モスクらしき建物を発見!
地図で“独立広場”を発見して、そこへ行こう行こうと言うお姉ちゃんについて行ってみたけど、そこはただのモスクでした。
入るのに、長袖を着て、髪の毛を布で巻かないといけないと言うことで、イスラム教徒風に髪に貸し出し用のスカーフを巻いて手持ちの上着を着てモスクの周りを歩くと、死ぬかと思うくらい暑かったです。
イスラム教徒の女性たちってすごいわ~!!
モスクを出て、お姉ちゃんがしつこく独立広場へ行きたいと言って、どんな所か私に説明してくるんだけど、その説明が、リーさんが連れて行ってくれた原っぱ(笑)の説明と同じなんです。
で、お姉ちゃんに、“それってツアーで行ったやつじゃないの?”と言って納得!
ツアーはバスで行ったので、すごく遠くへ行ってた気分だったけど、実は街中のあちこちを回ってくれていたようです。
お姉ちゃんが諦めてくれたところで、インド人街の方へ歩いて行きました。
mixi情報で、インド人街は男一人でもちょっと怖い、なんて読んでいたのでとっても身構えましたが、会う人会う人み~んなにこやか!
インド人街に限らずどこでもそうだったんだけど、“よく来てくれたねー、私たちの愛するマレーシアへ、ようこそ!”と歓迎されているような感じ。
地球の歩き方の地図を見ながら、目印になる川の近くで立ち止まると、目の前のテタリが飲めるインド風カフェの中から、“やぁ君たち。どこへ行きたいんだい?”とちょっと年配のインド人の男性に話しかけられる。
ちょっと警戒してる私は、
あ、ここテタリのお店だ!と気付きながらも、テタリも飲みたい、ロティチャナイも食べたいという欲望を抑えて、屋台街に行きたいんです、と告げる。
そうしたら、周りでテタリを飲んでるインド人たちは私たちに釘付け。
でも、話しかけてくるのはそのおじさんだけで、おじさんは、
“インド風の本当の紅茶を知ってるかい?普通の紅茶より濃いんだよ。ごちそうしてあげるから飲んでみなさい。
ここに腰掛けて。 あー、そこだと陽が当たって暑いから、椅子を引いて陰に入りなさい。”
と言って来ました。
フツーだったらそんなのちょっと怖いし断ってるところなんだろうけど、お店の雰囲気も怖くなかったし、みんなにこやかだったし、お店に壁がなくてオープンだったからなのか、何故か私は言われるままに隅っこの椅子に腰掛けたんです。
で、甘くて濃いーテタリをご馳走になりながら、マレーシアの歴史について話してくれました。
内容については、ちょっと感情がこもった書き方しかできそうにないので、ここでは書かずにまた改めて書くことにしますね。
そのおじさんは、私たちがゆっくりとテタリを飲み、そんなことを話し終わると、簡単に道を教えてくれて、知り合いのお店の前で“じゃあね、気をつけて。”と言ってお別れしました。
そして、お姉ちゃんと一緒にお目当てのロティチャナイ&テタリ(再び!)を飲むべく屋台街へ☆
ナンやごはんと一緒にタンドリーチキンとか、インド風なのかマレーシア風なのか分からない魚の煮物や野菜の炒め物、貝料理などなどを美味しそうに食べてるインド系の人たちの食卓を覗きながら、ここへ来てタンドリーチキンが食べたくなった私たち。
あっちこっち見て回ったけど、ロティチャナイを食べてる人が皆無で。
看板にロティチャナイと書かれているお店に入って注文したら、今日はやってないと言われて…

もう席に座っちゃったし、気を取り直して、あれもこれもと目新しい料理を少しずつお皿に乗っけて2人でハンブンコして食べました。
値段の形式は正確には分からなかったけど、おそらく入れてる種類の数だけ計算しているようで、おかず一種をモリモリ入れて食べてる人たちに比べるとお得度は下がるかもしれないけど、それでもテタリとお茶を頼んでも600円くらいだったかな?
お味は…正直、残念ながらあんまり美味しくなかったです。
魚の煮つけが川(というかどぶ?)の匂いだったし、私たちの選んだお店はタンドリーチキンじゃなくて冷めたフライドチキンだったし、麺もノビノービ。
お店の選択ミスだったようです。
そこでゆっくりランチを食べていると、突然屋台のトタン屋根からものすごい音がし出しました。
何かと思ったら、バケツをひっくり返したような雨が、急に降ってきたのでした

お姉ちゃんの話す言葉も聞き取れないほどの雨音を聞いていたら、なんだか急に頭がボーッとして来て、ぼんやりしてました。
お姉ちゃんにそう言ったら、お姉ちゃんも同じ症状!
まさか…さっきごちそうになったテタリに変な薬でも入ってた??
なぁんて不吉なことを思いながら、時間がないので次の目的地、チャイナタウンへ向かいました。
歩き出すと、雨が小降りになって来て、ついには止みました

なので、電車で一駅の距離だけど、歩いて行ってみることにしました☆
実際、歩いて10分くらいで中国の香りになって来て、気付いたらメインストリートにいました。
せっかくだから中国っぽい食べ物が食べたくて、地球の歩き方に載ってたお店に入ってみると、すっごくたくさんお客さんがいて、お店の中もキレイ☆
麺と、懲りずにハイナンチキンと、豆腐花を食べて帰る頃には、いーーーっぱいいた人が誰もいなくなってて私たちが最後でした

ビックリ!
で、お店を出て、おみやげ物やさんへ行ったり、ペットショップに寄ったり、地元系のスーパーに寄ったり、とにかく歩き回りました。
時計を見ると、もう3時回ってる…
あとは、ペトロナスツインタワーへ行って、そのツアーが終わったら帰国だ…と思うととっても淋しくなりました

ツインタワーまで、電車に乗って行くと、時間は15:45くらい。
私たちのチケットは16:15だけど、早い時間でも入れてもらえないかな?と、デスクに聞きに行ったら、私の下手くそな英語は無視して、チケットの時間を見て“あと30分したら来て下さい”って言われてちょっと凹む。
で、ツインタワーに関する説明とかクイズのブースでちょっと時間潰してたら、次の16:00からのツアー客たちの入場が終わったので、最前列に並ぼうとそこへ行くと…
普通にチケットの半券を千切って入れてくれました

なんじゃそりゃ?お兄さん、時間見た??でもま、いっか

と、どさくさに紛れて入場し、ペトロナス社の宣伝の短い映画を観た後エレベーターで41階まで上がりました♪
眺めもいいし、時間を区切って限られた人数のツアー客だけがいたせいなのか、特別な空間にいる感じがしてとても気分がよかったです☆
日本と違ってモスクなんかもあちこちにあるし、公園も上から見ても形や彩が可愛くって素敵でした。
あっと言う間のツアーが終わり、あとは時間までにホテルに戻るだけ!!
時計を見ると、あと30分でロビー集合時間です。
(ツアー所要時間が25分なんて大嘘でした!たっぷり45分かかりましたよ!)
帰ってからトイレに行って、汗かいたから顔も洗いたいし、とにかく急がなきゃ!!
またまた移動は競歩です。
ホテルに着いたのは、16:05!!
なんと、リーさんはすでにホテルにいました

慌てて部屋へ戻ると…
今朝もチェックアウトの時間は18時で、それまでは部屋を使えるんですよね?ときちんと確認したにもかかわらず、カードキーが無効!

仕方がないからまたロビーまで降りて、フロントでマスターキー(?)を借りて部屋へ戻り、慌てて準備しました!!
下に降りると、時間は16:16…
一分遅刻してしまいました。
でも、リーさんがいない!!!
慌てて外へ見に行ったけど、リーさんの姿がどこにもなく青ざめるわたしたち

すると、3分くらい後にリーさんが“すいませ~ん!ごめんなさいね。バスこっちですよ~。”と言って来てくれたのでとっても安心しました。。。
こっちこそ、遅刻してしまってすみませんでした

こうして、楽しかったマレーシアの弾丸ツアーが、ついに終わっちゃいました。
空港に着いてからも、まだ時間があったので、残ったお金を使うべくマクドナルドへ行きました(笑)
今回、シンガポールの空港以外ではクレジットカードを使っていないんだけど、マレーシアで両替した日本円はなんと、
2人で12000円でした

私の方が買い物してたので、最後の方はお姉ちゃんが出してくれたりしたけど、それでも余ってマクドに行っちゃったくらい、貧乏旅行でした。
普通に食べたいものは食べたし、高速バスに乗ってマラッカにも行ったし、電車にも乗ったし、靴やTシャツも買ったのにビックリ!!
マレーシアは人々がとっても暖かくて(気温は暑い!!)素敵な国でした。
またいつか訪れたいな~。
今度は欲張って、ペナン島とかビーチリゾートにも行ってみたいです
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